どうして中学受験するの

どうして中学受験するの 中学受験
どうして中学受験するの

うちには高校生の娘、じょみ子がいるんだけど、この子は小さい頃から中学受験をしたいっていう子でした。

じょみ子が通ってた小学校は人数が少なくて、そこでの成績もわりと良かったし、性格も積極的でリーダータイプ。負けず嫌いで、友達と競うように勉強するのが楽しかったみたい。そんな時、じょみ子の友達のお姉さんが中高一貫校に合格したのをきっかけに、「私もあの学校に行きたい!」って思ったみたいで、それからさらに一生懸命勉強するようになったんです。

当時の私は、受験なんてうちには無関係だと思ってたから、まったく準備もしてなかったんですよね。じょみ子からは「塾に行きたい」って何度も頼まれてたんだけど、塾代ってけっこう高いし、正直すぐに却下してました。でも、小5の終わりが近づいた2月頃、じょみ子の本気を感じて、「応援してあげたいな」って思い、ついに入塾を決めました。

そこから約1年、順調にいく時もあれば、そうじゃない時もあったけど、無事に合格!今では、じょみ子は念願の中学校でレベルの高い授業や、やる気のある友達に囲まれて、毎日とっても楽しそうに過ごしています。びーとはずっとそのじょみ子の姿を見てきたんですね。

びーとにとって、中高一貫校で学ぶことが「当たり前」のように見えてたのかもしれません。ほかの学校を知らないから、自然と「自分も姉と同じ学校に行くんだろうな」と思ってたんだと思います。中学受験をすることも、じょみ子と同じ学校に通うことも、特に疑問に感じてなかったんじゃないかな。

そして、びーとには「まい君」っていう、ずっと仲良くしてる友達がいます。まい君のご両親は早くから中学受験を考えていて、まい君は小1から大手の進学塾に通っていました。まい君とはクラスが違う年もあったけど、いつも仲良くしていて、ただの仲良しというより、本当に気が合うんだろうなって感じです。まい君のお父さんも「まい君はびーとといる時が一番いきいきしてる」って言っていて、うちでも同じように感じていました。こんなに長く続いてる良い関係、ほんと大切にしてほしいなって思います。

まい君は、もし公立の中高一貫校に合格できなくても、地元の中学には行かず、私立に進むだろうなと、ご両親の話から感じています。だから、びーとにとっても「まい君と一緒に学校生活を送りたい」っていうのが自然な思いだったんじゃないかと思います。二人揃って公立中高一貫校に合格すれば、それが一番いいわけですしね。

じょみ子やまい君が努力している姿を、びーとも近くで見てきたから、受験の大変さも少しはわかっているとは思います。でも、実際に自分でやってみなきゃわからない部分も多いですよね。とにかくまずはやってみることが大事だと思っています。

私も、びーとの決意を応援することにしました。

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