私たち親子にとって受験まで最後となる三者面談が塾でありました。とはいえ、9月に入塾したばかりで最初にして最後の面談なんですが
やはり合格の可能性がどのくらいあるのかってことをずばり聞いてみたいところではありますが、先生も困られるだろうしと思い、ぐっとこらえ、塾での様子などをお聞きしました
まずは先日、1組に昇格できたことについて、説明がありました
じょみ子の時は、クラスの入れ替え戦が結構行われていて、その度に親子でヒリヒリして心が休まらなかったんです
ですが、今回は2学期に入った時点で1組と2組を固定していたそうです
びーとが入塾し、いくつかのテストをしていくなかで、1組に上げてもいいんじゃないかと判断されたそうです
先生のリップサービスもあったかもしれませんが、「今うちで一番伸びてきているのは、びーとくんです」と嬉しいお言葉をいただきました
そういう訳で、「1組に入れざるを得なかった」とも表現されました
そこまで言われちゃうと親子でテンション上がっちゃいますよね!
びーともやる気スイッチを押されたかもしれないです
家庭学習の時間が少ないことが気になっているので、その点についてもお話しました
びーとは塾からの宿題以外はほとんどやっていないようでしたので、時間的に余裕があるんですね
なので、受験生にあるまじき平日でも2時間のゲーム時間を見事に確保してしまってるんです
でも、私はそこを制限できない
親としての弱さがあります
それは、5年生の時に不登校となったことが大きく影響しているんです
不登校となった明らかな原因、直接的なきっかけというものはあるんだけれど、そこに至るまでにいろいろな「ストレス」をためこんでいたのが、一気に爆発したんじゃないのかと、専門家と言われる人の話を聞く中で思うようになりました
そのいろいろなストレスと言うのが、私の厳しさみたいなものも含まれていたかもしれません。
実際に私はゲームやYouTube関して、とても不寛容です。その点ではびーとに非常に厳しくしていたと思います
今やゲームをしない子の方が少ないと言われる中、ギリギリまでゲームと距離を置こうと思って、どんなに頼まれても買い与えることはしませんでした
夢中になりすぎるだろうし、自制することができないだろうと思っていました
ある時、びーとの机の引き出しの中にちいさく折りたたまれた紙がありました
中を開くと、小さな文字でぎっしり「switchなんてほしくない switchなんてほしくない switchなんてほしくない」と書かれていました
私はそれを見てもなお、ゲームは与えないと思っていました
今となってはとてもかわいそうなことをしたなと反省しています
実際、ゲームに夢中になるし約束を守らず何時間もゲームをしたりもしています
でも、それがびーとの楽しみであり、リフレッシュできるものであるのなら、無理に取り上げることができないんです
私もほんとに変わりましたね
そういうバックボーンがあるため、受験生となった今でも日々のゲームを制限することに躊躇があります
なので、私は厳しくできないから、先生に厳しくしてもらいたいという主旨のことをお伝えしました
「私、子供に甘くて厳しくできないんで、先生がかわり締め上げちゃってくださいね!」ってな感じです
自分への戒めのために、あの小さく折りたたまれた紙を探しているのですが、どこかに行ってしまいました もう一度あの幼い字で書かれた「switchなんてほしくない」を見たら泣いてしまいそうです
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